2009年1月31日土曜日

バチカン司教ホロコーストを否定 Holocaust-denying bishop

アメリカのTVニュースはオバマ大統領のことで持ちきりだけど、ヨーロッパでは、ローマ法王ベネディクト16世が、“ホロコーストなんていう事実はなかった”ととんでもないコメントをして破門になったバチカンの司教を勝手に破門制裁を解除して、大騒ぎになっています。
小学生でも「アンネの日記」を読む、ってのに。
驚きで目がパチクリしちゃいます。
これがその問題の司教 Richard Williamson
顔つきがマフィアみたい

British-born Bishop Richard Williamson

Pope Benedict January 24, 2009, rehabilitated a traditionalist bishop who denies the Holocaust, despite warnings from Jewish leaders that it would seriously wound Catholic-Jewish relations and foment anti-Semitism. Williamson, has made a number of statements denying the full extent of the Nazi Holocaust of European Jews, as accepted by most mainstream historians. In comments to Swedish television broadcast on Wednesday, he said "I believe there were no gas chambers" and that only up to 300,000 Jews perished in Nazi concentration camps, instead of six million.

2009年1月29日木曜日

メキシコシティ 外国人旅行者を狙った現金強盗多発

メキシコシティ空港の両替所で外国人を狙った強盗が多発しているらしい。

以前、メキシコにいったとき、私とダーリンもメキシコシティ空港内の両替所でUSドルからペソに両替したので、他人事は思えない。

手口は、空港内にある両替所で、ギャングの見張り番が両替している外国人旅行者を密かにマークして、空港の外で待機している仲間に通報。
その仲間達が旅行者を尾行して、空港施設の外で、現金を強奪。抵抗する旅行者は容赦なく射殺、ですって。

Thieves shoot foreigner near Mexico airport Cops:
French victim was targeted after changing money at terminal
The Associated Press

MEXICO CITY - Thieves apparently targeting people who exchange money at Mexico City's international airport shot a French citizen in the head on uesday, and authorities warned that gangs have put lookouts at exchange windows in the terminal.
The 55 year-old French biotechnology researcher, who works at a Mexican University, was attacked and robbed of $6,336 on a street near the airport, assistant city prosecutor Luis Vasquez and police said. He is in serious ondition at a local hospital.
Officials at the French embassy said they could not confirm the victim's name or home town.

Mexico City police chief Manuel Mondragon said criminal gangs have posted lookouts at some of the money exchange businesses inside the airport. The lookouts tip off associates waiting outside who rob the victims after they leave the terminal. The gangs often use extreme violence.
'Incredible violence'The lookouts "send a message by radio or telephone about who has changed money ... and then cars are sent out to intercept the person," Mondragon said. "When the victim resists, it unleashes the most incredible violence, like shooting this man in the head."

The Frenchman's driver testified that two cars appeared to follow them after they left the airport, then cut them off, police said. One man got out with a gun and shot the victim when he refused to hand over the bag containing the money.
There have been about three other reported cases of foreigners being held up under similar circumstances in recent months, police say.In one case, a tourist from Guinea was shot during a similar attack near the airport in January.
Vasquez said the two crimes may be related."We believe it could be members of the same gang, or another gang using the same methods," Vasquez said.

The airport itself is under the auspices of federal police, while the streets outside the terminal are patrolled by city cops.
Mexico has seen a wave of drug-related killings that claimed more than 5,300 lives in 2008, as well as violent kidnappings and common crime, but relatively few foreigners have been among the victims.


対策としては、とにかく現金はあまり持ち歩かないこと?とはいえ、クレジットカードが使えないところもあるし。
お金持ってません、貧乏旅行です、って雰囲気をかもし出すとか。(フリをしなくてもそうなんだけどさ)

でも旅行にいくときは、何があってもおかしくない、ってくらいの覚悟でいかないとね。
飛行機だって落ちるかもしれないし、盗難にもあうかもしれない。
テロなんかに巻き込まれて命を落とすこともあるかもしれない。
でも、それを恐れていては何処にもいけない!
慎重に行動してたって、避けられないことってある。
いつかまたメキシコに行く!

ぬか漬け~その3~

“ぬか漬け・野菜の色を綺麗に出すには”ってことで調べてみました。

昔から、キュウリやなすのぬか漬けには、必ず鉄くぎをいれるんですって。
野菜のもつ葉緑素の色調を、鉄のイオンが発色、固定して、いっそう色鮮やかにしてくれるうえ、空気中に出しても変色をおそくする働きがあるそうな。
でも、毎日手入れをするぬか床でなので鉄くぎなどでは、けがの危険も。

そこで安全に、きれいな色に漬けものを仕上げる、こんな南部鉄器の製品があるらしい。
こっちでも探してみるとして、とりあえず鉄くぎを入れてみようかな。

あれ?そういえば、ことわざで「ぬかに釘」ってあるよね?確か、何の手ごたえもない、効き目なし、って意味だったけど、本当に野菜の色がきれいに出るのかな?

Nukazuke ぬか漬け~その2~

まだまだ練習中のぬか漬け
なす、きゅうり、にんじん を漬けてみました。
きゅうりは1日で漬かるけど、なす、にんじんは2-3日かかります。
なすもにんじんも早く漬かるよう、縦半分に切ったりしてるけど。
なすは色が綺麗に出ないのよね。
なすの綺麗な色を出すコツとかあるのかな。ちょっと調べてみよう。



今晩のメインは「野菜スープ」 。
って簡単すぎてメインってほどじゃないけど。
まあお味噌汁がわりに。
先日、外食したときにレストランで出てきたスープが、こんなカンジの野菜スープですごく甘みがあったので、さっそくマネしてみました。
グリーンピースとスイートコーンから甘みがでるのかな。
野菜は冷蔵庫にあるものを何でもいれちゃいましょう。

<野菜スープ・材料>
にんじん
じゃがいも
玉ねぎ
グリーンーピース
スイートコーン
コンソメ、塩、こしょう、
①にんじん、玉ねぎ、じゃがいもはサイコロサイズに切る
②にんじん、玉ねぎを水から煮て、やわらかくなったらじゃがいもを加える。
 アクをとりながら。あまり煮すぎるて形がくずれないように。
③ブイヨンを加えて、最後にグリーンピース、スイートコーンを加えてひと煮たち
④私は、隠し味で料理酒、醤油をちょっと加えます


【本日のお献立】
さんまの蒲焼 大根おろしのせ
ピリ辛こんにゃく
冷やっこ
ソーセージとベルペッパー炒め
野菜スープ
ご飯
ぬか漬け

2009年1月28日水曜日

Fresh Oyster

今日は、仕事の後、新鮮な生牡蠣が食べに、サンフランシスコのFerry Buildingの中にある、Hog Island Oyster Company へ行ってきました。
ダーリンもちゃっかり合流です。
月曜日と木曜日、夕方5時~7時までのハッピーアワーなら、生牡蠣がひとつ1ドルで食べらる!
Hog Island Oyster Company http://www.hogislandoysters.com/

同じ職場のSayakaさんが見つけてきてくれました。

Hog Island Oyster Companyの牡蠣の養殖場が、サンフランシスコを50マイルほど北上したところにあり、そこから新鮮な牡蠣が運ばれてくるのです。

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるくらい、鉄分・銅・ビタミンB12、タウリンなどが多く含まれていて栄養価が高いんだって。

気になるカロリーは、小さなもの(15g)で10キロカロリーくらいとか。
栄養価高めでローカロリーな食材らしい。
小ぶりな牡蠣だったので、4人で、6ダース(72個)をペロリと平らげてきました。
レモンをギュっと搾ってかけて、チュルっと食べるのもよし、タバスコかけてもよし。
酢と細かく刻んだハラペーニョ、ネギ、ベルペッパーを和えた甘すっぱいソースも美味しかった。
また、ハッピーアワーをねらって行きたいな~

2009年1月25日日曜日

ぬか漬け Nukazuke

年の暮れからはじめた、ぬか漬け。
あの野菜のパリパリした食感が恋しくて。
本当は、ぬかを買ってきて一からぬか床を作るのがいいんでしょうけど、今回は“ぬか床の素”で済ませちゃいました。
日本のきゅうりは、日系スーパーにいかないと手に入らないので、日本きゅうりが手にはいらないときは、普通のスーパーで売っている、ちょっと小ぶりで短い Persian cucumbers(ペルシャきゅうり) で代用。
その他、皮をむいて縦半分に切ったにんじん、茄子、などを漬けてますが、今のところ、いい加減に漬かるよう慣らし中。
忘れてうっかり2日くらい漬けたままにして、しょっぱすぎた、なんてことも。
野菜によって、漬ける時間も違うらしく、今はまだ練習中です。


野菜を漬けても漬けなくても、1日1回はぬか床をかきまぜるようにしてます。
冷蔵庫に保管してるので、ぬか床が冷たくて、長くかきまぜていると、手がかじかむぅー!
ぬかに直接触れることなくレバーをまわすだけの、こんなぬか漬けの容器もあるらしいけど、底までうまくかきまぜられるのかしら。
ぬか漬けを食べるようになってから、気のせいか、便秘してないかも。
ぬかは発酵食品だから、お通じにもいいのかな?

What is Nukazuke? (From wikipedia)
Nukazuke are a type of Japanese pickle, made by fermenting vegetables in rice bran (nuka).
Almost any edible vegetable may be pickled through this technique, though traditional varieties include eggplant, Japanese radish (daikon), cabbage, and cucumber.
The taste of nuka pickles can vary from pleasantly tangy to very sour, salty and pungent. These pickles also retain their crispness which adds to their popularity.

The nuka-bed is traditionally kept in a wooden crock but ceramic crocks or even plastic buckets are also common. Many Japanese households have their own nukazuke crocks which are faithfully stirred by hand everyday. Due to varying methods and recipes, flavors vary considerably not only from region to region but also from household to household.

Pickles (tsukemono) are an important staple of Japanese cuisine, and nukazuke are one of the most popular kinds.
They are often eaten at the end of a meal and are said to aid in digestion.
The lactobacillus in nukazuke pickles may be a beneficial supplement to the intestinal flora.
They are also high in vitamin B1 .

2009年1月22日木曜日

The Difference Between Man and Woman

ダーリンがこんな面白い写真をみつけてきました。
男性はOn かOff のスイッチしかないのに比べて女性のは複雑であります。

今晩の夕食の準備をつくりながら、すでに頭の中では“明日の晩ご飯何にしようかしら”とか考えてるのよ。で、ダーリンに、夕食の後“明日の晩ご飯何にしようか”ってきくと“お腹が一杯で今は考えられない”とかいうし。

きっと、一度にひとつのことしか集中できないのかな?

男女の違い、といえば、最近、母にプレゼントした本で、「ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール "男は火星から、女は金星からやってきた" (知的生きかた文庫) 」ってのがあってさ。
元は、"Men are from Mars, Women are from Venus: How to Get What You Want in Your Relationships"っていう本でね。
考え方、話し方とか、いかに男性と女性が違うか、それは「異性人」くらいに違うってのを書いててね。
これを知っておくと、“アナタ、なんでそんな言い方するの?ヒドイ わ!”っていうケンカにならない。

例えば、乳がんかなにかで乳の手術をした奥さんが“手術後の自分の乳が醜いわ” と嘆く。
奥さんは、それを話して、ご主人に“大丈夫だよ、気にならないよ”って言ってほしいだけなのに、ご主人は“だったら整形手術をしたらどうだい?”ってすすめる。
奥さんは、すでに手術してつらい思いをしているこのアタシに、さらに手術をしろというの?ヒドイわ、ってことになる。
ご主人は、奥さんのために、解決策を探してあげただけなのに、なぜ妻が憤慨しているのかがわからない… 

男性は、なにか問題がおきたとき、解決するのが好きで、それに感謝されたい生き物なんだって。
女性は、男性に頼ったり、とにかく大切にかしづかれたい。

男性は頼られ信頼されるとものすごくはりきるけれど、女性が男性にものを頼むとき、命令口調では男性は逆にやる気をなくすので、男性自身が“まかせておけ!”と意気揚々と得意げな気分にさせることがポイント、とかね。

仕事とかでストレスを感じたとき、男性(火星人)は「自分だけの穴に閉じこもる」(1人でものごとを整理するため)のに対し、女性(金星人)は「井戸端会議に向かう」(感情を発散するため)、とかね。
女の子は、“ちょっときいてよー、上司の○×が超ムカツクー!”って、感情を共有することで発散するけど、男性はなかなかそうやって発散できないもんね。

この本は、男性も女性も両方読むべき!
興味があったら、本屋さんで立ち読みでもして読んでみて。

2009年1月14日水曜日

温暖化から地球を救う方法

科学者たちが、地球を救う方法を日々模索してくれています。
先日テレビでみた面白い番組 Five Ways To Save The World
光合成により二酸化炭素を吸収するプランクトンを増やしてはどうか、海水の粒子を空に吸い上げて雲の層を暑くして太陽からの熱をさえぎってはどうか(でも植物が育たないかも?)など。

その中で、スゴイと思ったのがコレ。
無数の特殊なガラスでできたディスクを積載したロケットを宇宙に飛ばし、その無数のガラスディスクを太陽と地球の間に設置。
太陽からの光・エネルギーを屈折させて跳ね返すっていう方法。



地球のまわり全体にガラスディスクを設置するのではなく、100,000km ほどの範囲に日陰をつくると太陽から受けるエネルギー全体の2%ほどをカットすることができて、温暖化が止まる計算らしい。

私もね、温暖化をとめるには、太陽からの熱を遮るのがいいんじゃないかと思ってたの。(アタシって天才?いやいや、これくらい誰もが思いつくって)


1年に1回、または半年に一度とか、丸1日または丸1週間“太陽のない日(週)”とか設けて、何らかの方法で太陽からの光・熱一切受けなかったら、どうなるのかなー、と。
真っ暗で寒くて、私たちは生きていけないのかしら。

北極、南極あたりに集中的に日陰をつくって、さらにどうにか冷やして氷をつくりなおすとかさ。


科学者ってすごいよね。
とんでもない!って発想が、実現されたりしてさ。
でも、こういう人たちが色々と研究してくれるからと安心してはだめです。
私たちも、小さくてもいいから何かできることからはじめないとね。
ちょっと気にするだけでもいいと思うんだ。

そういえば、こんなことがあったよ。
今住んでるアパートは西向きなので夏は午後の日差しが部屋にはいってくるの。
午前中はひんやりすずしいんだけど。
クーラーが壊れてて修理せずそのまま、ってのもあるんだけど、扇風機もあるし、少し暑さをしのげればいいか、ってことで窓の外に“すだれ”を吊るしたのね。
そしたら、外観を損なうから外すようにって管理人がいってきてさ。
壁の色と同じ茶色だし、ぜんぜん見た目にもOKだと思うんだけどさ。
結局、すだれはそのまま。(今は冬なのでロールアップしてあるけどね)
ダーリンは、住人のミーティングで、抗議してくる、っていってたけど、行かずにそのままで、今は何の音沙汰なしで。

夏は、アパートのご近所さんたちは、涼しい朝・午前中からでもクーラーをグォングォンかけてるからね。
こういう人たちって温暖化の“お”の字も気にしてない、もしくは知らないんだろうね。

日本やヨーローッパがいくら頑張っても、アメリカみたいな大きな国の住民ひとりひとりが、環境問題とか意識してくれないとね。
未だにゴミの分別は①燃えるゴミと②リサイクル(缶、ボトル、紙などはごちゃまぜ)の2種類しかないのよ。
いつも、発砲スチロールはどっち?って悩むんだよね。
ダーリンは、燃えるゴミというけれど、日本ではスーパで発砲スチロールのトレイを回収 していたりするからリサイクルが可能なのでは?って思うんだけどさ。

お鍋パーティー

週末は、スーパー主婦YASUKOさんのご自宅で、お鍋パーティーにお呼ばれされてきました。

手でつまめる簡単なサイドディッシュを持っていこうと韓国風のりまき“キンパプ”に初挑戦。

具は冷蔵庫にあったもので。
・うなぎ
・たくわん
・にんじん→ごま油でかるく炒めて塩で味付け
・玉子焼き
これらの具はすべて巻きやすいよう細切りにしておきます。
このほか、ぜんまい、ほうれん草、カニかまぼこ、など入れても色がきれいかも。

【韓国風のり巻きキンパプの作り方】
①水をすこーし少なめにして炊いた白米(2合)にごま油小さじ2、塩こさじ2を加えて味付け
②味付けしたご飯を巻き簾に均一にのせる。
巻き簾全体にラップを巻いておくと汚れないし洗うのが簡単よ。
③具をのせて巻くだけ。
④切るときは、包丁にごま油をうっすらつけて切ると、くっつかず綺麗にきれます。
かんたーん!

のりは、普通ののりと韓国のり、両方でつくってみました。
韓国のりはごま油と塩で味付けされているので美味しいけど薄くて、巻いていると破れてしまうのね。
普通ののりのほうがきれいに仕上がる、かな。
そしてスーパー主婦YASUKOさんのご自宅に到着。
いつもゴキゲンな王子。3月にはお兄ちゃんになるんだよね。
王子が誕生して依頼、すっかり人気がおされ気味のウィリー。
やっぱりかわいいなー。この垂れた耳がかわいい。
年寄り犬(のはず)だけど、いつも元気にキャンキャン吠えてます。
昔、YASUKOさん達がカリブ海クルーズへ家族旅行にいったとき、私のアパートで数日間暮らしたんだよ、ウィリー、覚えてる?
あの時は、まだ王子はYASUKOママのお腹のなかにいたんだよね。

鶏肉団子、豚肉、豆腐、エビ、タラ、えのき、しいたけ、野菜など具がもり沢山のお鍋。 手作りの鶏肉団子からダシがよくでてます。
この卓上の電気鍋、カセットコンロもいらないし。便利です。

みんなで食べるとさらに美味しいー!

ゆうこりんに、ごはんをフーフーして食べさせてもらっている王子。

ママっ子で甘えん坊さんの王子。

2009年1月10日土曜日

Macworld 2009

毎年1月におこなわれているマックワールド(Macworld)

ダーリンは、今年もここでお仕事してます。
サウスキャロライナから戻ってきた翌日から、元旦だけ休みでずっと仕事です。

ここのところずっと前の晩の夕食の残りを詰めたものをお弁当を持たせたりしていて、 お正月の後は、しばらく筑前煮やかまぼこ、煮豆など正月料理の残りが続いたり。(手抜きでゴメン!)
でも美味しいと食べてくれるので助かります。


このイベントでは、次々と新しい製品などが紹介されてきましたが、今年はサプライズ商品がいまひとつなく、また今回は、Apple のCEO、Steve Jobsが講演を行わない、など、盛り上がりはいまひとつ、といったところでしょうか。

ダーリンの仕事風景です。



江角マキコ

きのう、職場の先輩からお借りした日本のテレビ番組のビデオで「スマスマ」をみてね。
江角マキコさんがゲストで出ててさ。
そういえば、桐島ローランドと結婚して、再婚して、あー、今はお子さんもいるのね、なんてなんとなく、インターネットで検索していたら、数年前に弟さんをガンで亡くしていて、朝日新聞に寄稿していたこんな手紙を見つけてさ。

今まで、江角マキコって、必要以上にガンっと強そう(強すぎそう)で、自分の思う道を思うままガンガン突き進んでいそうで、愛想もそんなによくなさそうだし、化粧してません、ノーメークです、自然ナチュラルが売りです、みたいなイメージがあって、素敵と思う反面、ちょっと怖そうだし近くにいたら敬遠しちゃうかも、って思ってたけど、これを読んで、ガラリとイメージがかわったよ。

こんな大変な経験してたんだな。
いろんな経験をして、ひとの辛さ、痛みがわかって、自分にとって何が大事かってのをよくわかってて、それであの「凛」とした雰囲気が出てるのかも。
その大事なものを壊そうとするものがあったら、ふざけんなよ、負けねーよ!みたいな、寄せ付けないオーラを出してるのかも。

年をとるにつれ、神様がいるならばどうぞよろしく、とココロのなかでお願いすることといえば、私自身も含めて、私のまわりのみんなも、誰もかれも、とにかく、健康第一で長生きで頼みます、ということ。
これを読んでますますその思いが強くなります。
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家族 ある女優からの手紙
「父の分も」弟と歩んで

日曜日の「家族」、いつも心を静かに拝読しています。
様々な生き様があるのですね。私はパソコンを持っていないので、ペンを取らせていただきました。
この手紙は、私が女優をしている事で、同じ境遇の方々と少しでも勇気を共有できたらという思いと、一人の人間として純粋に心の声を聞いて頂きたく、ペンをとった次第です。

 私は島根県の出雲市で生まれ育ちました。私が長女、下に3歳違いの弟、9歳違いの妹の3人兄弟です。
両親とも21歳の時、私が生まれました。
 父は農協に勤め、母はバスガイドを辞めて、地元で当時、活気のあったベニヤの合板工場で働いていました。
田んぼや畑を祖父がしていましたので、幼い時は、きょうだいで田植えや稲刈りを手伝ったり、畑のビニールハウスの骨組みで遊んだり、竹とんぼや竹馬、竹鉄砲など、おもちゃは、もっぱら父の手作りで、野山を走り回って遊びました。
ぜいたくは出来ませんでしたが、明るく、思い出いっぱいの子供時代でした。
 
 父は勉強に熱心で、私が小学校中学校の頃から「お父ちゃんテスト」をしてくれました。
新聞の漢字を書き出し、意味を辞書で調べる。
読んだ感想を作文に書く。
算数のテストを作り、赤丸をつけて採点してくれました。

 高1の1月、父は仕事上の試験のため、松江市で合宿をしていました。
金曜の夜に戻ってきて、土日を家で過ごし、また月曜からは松江に行く。
 2度目の金曜日です。
野菜がたくさんで肉が少しのすき焼きをみんなで食べ、その後、父はこたつで勉強していました。
「真紀」と私は呼ばれ、
「真紀は勉強して、大学へ行けよ」
「約束」
と言い、私の頭をなでてくれました。

 その次の金曜日。父は帰ってきませんでした。
夜になっても母もいません。
夜中の12時ごろ、電話が鳴りました。
病院からの危篤の電話でした。
きょうだい3人、おじさんの運転する車で松江に向かいました。

 廊下で、母と、父方のおばあちゃんが拝んでいます。
怖くなりました。
病室は面会謝絶の札がかかり、中に入ると、父は機械に囲まれて少しも動きませんでした。
 後で知ったことですが、父は合宿所で、金曜日の夕方、大量に吐血し、そのまま胃の手術をしたそうです。
術後、付き添った母と
「のどが渇いた」
「痛い」
「子供には言うなよ。すぐ良くなる」
など少し会話をしたらしいのですが、痛み止めの注射の後、ショック状態になり、意識を失ったようです。
 私たち子どもは土日は病院にいましたが、月曜日には家に戻り、学校に行きました。
 その月曜日、父は亡くなりました。
 37歳でした。

夕方、父が母と一緒に家に戻ってきました。
2年前に、畑をひとつやめて建てたばかりの家です。
母が泣きながら、でも強く
「お母ちゃん、これから頑張るけん」
と言い、私たちを抱きしめて泣きました。

 弟が一番大きな声で泣いていました。
中1でした。部屋に閉じこもり
「お父ちゃん、お父ちゃん」
と何度も叫んで、泣いていました。
妹は小1で、皆が泣いているのが悲しくて泣いていました。
 
 私は父と約束した進学をあきらめ、実業団のバレーボールを選びました。
島根になるべく近いチーム、お給料の安定しているチームを選び、当時、月10万円の手取りのうち、7万円を家族のために貯金しました。
 その後、弟と私は、同じ東京で暮らすことになり、よくお互いを励ましました。
弟は結婚し、女の子ばかり3人の子に恵まれました。一番下の子と、私の初めての子が同い年です。

 父が亡くなって20年以上たち、それぞれの人生を歩み、幸せでした。
父の分も・・・・と皆が生きてきました。
 
 おととし、その弟が、がんの告知を受けました。
  生まれ変わっても、きょうだい
 
弟は、会社の定期健診で胃潰瘍(かいよう)といわれ、05年6月に再検査を受けました。
「どうせたいしたことないよ」
弟も私もそう思っていましたが、胃がんだと診断され、7月下旬に全摘手術。
「良くなるから、田舎の母や妹には知らせない」
と弟は言いました。

8月に退院しましたが、183センチで75キロはあった体重が10キロ近く落ちてしまいました。
1ヶ月ごとの検診は、裁判を待つ被告人のような気持ちです。
陰性の結果が出るたびに大喜びをしていました。

 12月に皆で田舎に帰る事にしました。
母、妹夫婦、弟夫婦、私の夫、そして子どもたち。温泉の大部屋で雑魚寝し、鍋をつつきました。
弟は、前のようには、どんどん食べる事が出来ません。
口の中で少し食べ物を運んでは、30回以上かみました。
少しでも早く飲み込むと、のどに引っかかり、もどしてしまいます。
 盛り上がりの勢いで、弟ががんのことを話しました。
「でも、もう大丈夫だから」
弟も私も言いました。
母も妹も泣きました。
「家族だから、これからは何でも言ってね」
と母が言うと、弟は
「これからだけん、頑張ろう」
と。私たちはきずなを深めました。
 
 去年、桜を見て、私たちは何度、泣いたことでしょう。
 弟のがんが突然、脳に転移しました。会社で倒れたのが4月3日。
精密検査を受けた病院で
「どうやら転移の可能性が高い」
と言われた弟が、携帯でメールを送ってきました。
「桜がきれいだから、缶チューハイを買って知らない公園で飲んでる。お姉ちゃん、これが夢ならいいのになあ」
初めて本音で苦しさを伝えてくれました。

 再入院の説明の際です。
医師からは突然「余命1年」と突きつけられました。
あの時の弟の横顔。ピタッとメモを取るペンが止まった様子は一生忘れません。
 帰りの車の中、2人とも何も話しませんでした。
「大丈夫だよ」
それしか言えませんでした。
弟と別れ、車に乗った時、一人、大声で泣きました。
 何も罪を犯していない人間が死刑宣告されたような、世の理不尽さ。言いようのない怒り。希望を失った数日を経験しました。外を歩いていても、何を食べても、何も感じないのです。

 06年5月23日弟は36歳で亡くなりました。

再入院してからの1ヶ月の出来事はつらくてつらくてうまく書くことが出来ません。
「家族に手紙を書くんだ」
と、弟はベット脇に辞書と便箋を置き、仕事の書類も紙袋のそこが抜けそうなほど持ち込んでいました。
しかし、それらに触れることは一度もありませんでした。
脳への転移で言語障害が進み、不自由になった言葉で
「母さんに言わないで」
と言い続けました。

 亡くなる3日前に、母に言いました。病院の階段のおどり場で
「母さん、本当はよくないんだよ。しっかりしてね」
と言うと、
「真紀ちゃん。私は母親だけん、わかっちょったよ。あんたがどんどんやつれていくのを見て、わかっちょった」
 最期は、私がみとりました。苦しく息をしている弟に
「もう頑張った。家族のことは姉ちゃんに任せて。安心していいよ。いつか生まれ変わったら、またきょうだいだよ。お父ちゃんとお母ちゃんの子どもだよ」
と耳元で言いました。すると、うそのように、すーっと息をするのをやめ、医師も見守る中、ほんの数分で心臓が止まりました。
 今日がある━。
こんな当たり前のことが私たちにとっては、幸せです。
開いて置いてある窓辺の本が、そよ風でページがめくられるような何げない毎日。
幸せな事です。

 入院の前、弟夫婦と少しお酒を飲みました。弟は笑いながら
「お姉ちゃん、ぼくに何かあったら家族を頼むよ。家族はボクの分身だけん」
と言いました。
 父が、弟が、心の中にいます。
残された弟の家族は、
私の、
私たちの大切な家族です。
                                                                       江角 マキコ   

2009年1月5日月曜日

X'mas in South Carolina~最終日~

ママさんの家にお泊りするのも残りあと1泊。
この日の朝は、ダーリンが朝食にBreakfast Britoを作ってくれました。



ハイジとの散歩も今日が最後。


夜は、お隣さんからきいた“美味い”と評判の地元のポークリブのお店へ。

オーナーが、宗教上の理由により、アルコールは販売してないのだそう。
好きなだけ食べて14ドルくらい。

このポークリブとビールだったら最高の組み合わせなのに。
もったいない、と思うのは私だけ?
丸いドーナツのようなのは、Hush Pappyハッシュパピーといって、とうもろこしのコロッケようなもの。甘いものもありドーナツのような、コロッケのような食感。

お土産用にこのお店オリジナルのバーベキューソースが売っていたけど、飛行機内には持ち込めないし、今回の旅行は、ニューヨークでの乗り換えがあるので荷物を預けたくないので断念。また次回に。


グリルとアイスクリームというめずらしい組み合わせのアイスクリームショプに立ち寄り、デザートにアイスクリームを。
満腹のため、私だけデザートはパス。

みんなよく入るねえ、と感心しちゃった。


楽しかった滞在を終え、家路へ。

パパさん、ママさん、何から何までお世話になりました。
またすぐにお会いできるのを楽しみにしております。

2009年1月1日木曜日

X'mas in South Carolina~その4~

今でも美しい町並みが残るチャールストンに連れて行ってもらい、美味しいシーフードをたらふく食べてきました。

まずは、昔、要塞だったFort Sumterへ。

要塞へは、大きなボートで約15分。



そしてお待ちかねのシーフードレストランHyman's Seafoodへ。


ビールの隣の小皿に盛ってあるのは、サービスの塩茹でされた落花生。
ビールがグイグイすすんじゃう!

奥のスープは、クラムチャウダーみたいだけどクラムではなくカニの身をつかった“She” Crab。ここの名物です。
手前はロブスタービスク。 次回、また両方食べたい。




Hyman's Seafood


チャールストンの町中で、観光客を乗せた馬車を見かけました。
1頭で18人くらい乗せてるのもあり、ちょっとかわいそう。


古い建物が残るチャールストン。


作物が育ちやすい温暖な気候と奴隷制によるプランテーションで、ごく一部の金持ち達が富を独占していたサウスキャロライナ。
全米で2番目に古いといわれるチャールストンは、海辺の温暖なエリアにあって、富豪たちがこぞって豪邸を建てました。