2009年2月5日木曜日

ジョージ・W・ブッシュと麻生太郎 二人の共通点~その3~

ジョージ・W・ブッシュと麻生太郎
二人の共通点 
~その3 失言が多い~

ジョージ・W・ブッシュの失言
■2003年ワシントンD.C.にて Washington, D.C., Oct. 8, 2003
いいかい、自由な国家は大量破壊兵器なんて開発しない。

<実際の発言>See, free nations do not develop weapons of mass destruction.

<解説>もしかしてジョージは本当になんにも知らないんじゃぁ・・・



■セネガルにてスピーチ

とても興味深いことに、ここセネガルを離れ、アメリカに向かった奴隷たちの忠誠心、宗教、そして自由を信じる心がアメリカを変えてくれたのだと思います。

<実際の発言>It's very interesting when you think about it, the slaves who left here to go to America, because of their steadfast and their religion and their belief in freedom, helped change America.

<解説>奴隷として無理矢理アメリカに連れていったくせにこんなこと言ってます。それもわざわざセネガルまで行って、セネガルの大統領の前で。


■母校イェール大学で学生に向かってスピーチ。
Cばっかりとっている生徒のみんな!君だってアメリカ大統領になれるぞ!
<実際の発言>And to the C students, I say you, too, can be President of the United States!

麻生太郎は、失言というレベルを超えた問題発言も多い。
麻生太郎の失言の数々 

■「下々(しもじも)のみなさん」

衆議院選挙に初出馬した1979年の演説で登壇して開口一番、支援者に対して「下々の皆さん」と発言したことは語り草となっている。また、当選後に「将来の総理大臣」というマスコミに対して「年寄り代議士が何人か死ねばね」と応えている。


この頃でしょうかこんな発言をしたのは。


■「婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」すごい時代錯誤な失言ですが、これは1983年の発言。「美濃部都政が誕生したのは女性が彼に投票したから」という理由で、婦人参政権を批判。


■「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」日本の歴史を知っているのでしょうか。南洋系、北方、大陸、さまざまな地域からさまざまな民族や文化を受け入れて、今の日本があるのでは?この発言をした場所が、アジアの各地域と日本との交流や文化の多様性を示す「九州国立博物館」、しかも自分の地元。


■「金正日に感謝しないといけない」北朝鮮がミサイルを発射したことでの発言。ミサイルで「国際社会が北朝鮮に注目したから」というのがその理由。もっとも、これは金正日に対する痛烈な皮肉であり(そもそも本心から感謝しているわけではない)、さして大きな問題にはならなかった。


■「野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」2003年の発言とされている。これをもってして野中広務は大激怒。「私は絶対に許さん!」と自民党総務会にて激しい発言。


■2003年10月20日にホームレスについて、「新宿のホームレスも警察が補導して新宿区役所が経営している収容所に入れたら、『ここは飯がまずい』と言って出て行く。豊かな時代なんだって。ホームレスも糖尿病という時代ですから」と発言し、事実に反する上に差別的であるとして各地の日雇い労働者および野宿者支援組織などから抗議を受けたが、翌日の会見で改めて趣旨を説明したものの撤回等はしていない。


■2006年1月9日、福岡県飯塚市で開いた集会で、シドニーで予定されていた日米豪閣僚級安全保障対話が延期されたことに関連し「シャロン首相の容態が極めて悪く、会議途中でそのままお葬式になると意味がないので延期ということになった」と述べ、配慮を欠くとの批判を浴びた。


■「アルツハイマーのひとでもわかる」

2007年7月19日、富山県高岡市内で講演会において、国内外の米価を比較する例えとして「7万8000円と1万6000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもわかる」と発言。これについては野党からの反発はもちろん、与党からも参院選に悪影響だと懸念され、塩崎恭久内閣官房長官からも「適格性を欠く」と批判された。翌7月20日に謝罪した上、撤回した。



■「酒は『きちがい水』」

2007年7月20日、アルツハイマー発言の翌日に鳥取県倉吉市での演説で「酒は『きちがい水』だとか何とか皆言うもんだから、勢いとかいろんなことありますよ」と発言した。


■2008年2月、中国製冷凍餃子中毒事件に関連し熊本市での講演で、「日本の農産物に付加価値がついた」「(日本の)農産物、高いけど、うまい、きれい、加えて安全、3つきたんじゃないの? 農協は中国に感謝しないといけない。ものすごく付加価値がついた」と発言。


■2008年9月14日、JR名古屋駅前で街頭演説の中で、前月に岡崎市など愛知県内で3人の死者を出した平成20年8月末豪雨に関して、「岡崎の豪雨は1時間に140ミリだった。安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたら、この辺全部洪水よ」と被災地域を軽視した発言を行った。これに対し岡崎・安城の両市と岡崎市議会は麻生側に抗議文を郵送。同17日、麻生側は「不用意な発言で不快な思いをさせたことをお詫びし、復旧についてできる限りのことをする」との趣旨の謝罪文を、岡崎・安城の両市に送付した。



■「台湾植民地化を肯定?」

2006年2月4日の福岡市での講演において、日本が植民地台湾の義務教育に力を入れたと指摘した上で「台湾はものすごく教育水準が上がって識字率などが向上したおかげで今極めて教育水準が高い国であるが故に、今の時代に追いつけている」「我々の先輩はやっぱりちゃんとしたことをやっとるなと正直そのとき思った」と述べた。



■「ほっけの煮付けが・・・」

2008年11月10日に自民党学生部の者たちと居酒屋で飲むというパフォーマンスを見せた。(庶民派をアピールしようと)そして翌日の自民党役員会で「まあ、(メニューは)ホッケの煮付けとかそんなもんでしたよ」と言い、実際庶民的なものを食べたことをアピールしたつもりだった。しかし、ホッケの煮付けは、麻生が飲みに出掛けた居酒屋には置いていないという。これに大島理森から、「ホッケは焼くしかないんですよ」と突っ込まれた。なお、麻生はこの居酒屋パフォーマンスのあとに、いきつけの高級ホテルのバーに移動しており、マスコミからは「つかの間の庶民派アピール」などと皮肉られた。


■2008年12月19日、ハローワーク渋谷(東京都渋谷区)を視察。失業し、再就職の相談に来て、「とにかく六本木などで働きたい」と発言していた若者に「今まで何してたんだ?新しい仕事というのは『これがやりたい』と言わないと、相談される方も『何かないですか』と言われても困る。何がやりたいか目的意識をはっきり出すようにしないと、就職というのは難しい。」と話しかけたところをTBSのニュース番組で報道された。この発言に対し、鳩山由紀夫は「誠に的はずれだ」「なかなか自分の思い通りの仕事が見つからない状況だからこそハローワークで探そうとしている」と批判した。ほかに同ハローワークを訪れていた相談者は麻生の言葉を受け、「“何でもいいから仕事がほしい”というのが普通のこと。首相がそういうことを言うのはどうかと思う」


■2008年12月14日、北九州エコタウン(北九州市)を視察し、「民間で銭にしちゃおう、『しのぎ』にしようというのがすごい」と発言し、毎日新聞は『しのぎ』という言葉は暴力団の資金集めなどを指す時に使われることが多く品位に欠けるとの指摘もありうる問題発言として報道した


■2008年9月24日、毎日新聞が「とてつもない金持ちに生まれた人間の苦しみなんて普通の人には分からんだろうな」と発言したと報道した


外務大臣のときのポスター


ジュージ・W・ブッシュの失言には、“苦笑”で終わるけれど、麻生太郎の発言はその辺の飲み屋のおっちゃんが考えなしにポロっとコメントしちゃうような感じだし、差別意識モロだし、人間の品格に欠けるよね、って思うわ。麻生太郎首相自身もいってるように生まれはいいが育ちが悪い、ってのに納得。

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