お花をポキっと

日本語クラスに迎えにいったときのこと。
私が気付かない間に、ＪｏＪｏが建物の入り口あたりに咲いていた水仙の花を折ったらしく「はい、ママにお花だよ～」と持ってきた。
（建物を所有している方、せっかく咲いていたお花を、本当にゴメンなさい！！）

「ああっ！！ダメじゃない、お花を折ったら！見るだけだよ～！」と叱ったものの、私にお花をくれた気持ちはとても嬉しく、そこは、ほめてあげたい。
でも、やっぱり、よそのお庭に咲いているお花を折ったらいけないという事は教えないといけない。
うーん、どうやって説明するべきか、と考えた。

私有地に咲いてる草花はダメ、といってもわからないだろうし。
草っぱらとかに生えているペンペン草とか、タンポポとかは摘んでもいいだろうし。
どれがよくて、どれはいいのか、いざ、説明するとなるとムズカシイ…

「ママにお花を持ってきてくれたのは、とーってもうれしいよ、ありがとうね～
でもね、咲いているお花を折っちゃったら、他の人が見れないでしょう？
ガーデナー（庭師）のおじさんが、せっかく手入れして育てたお花を折られたら悲しくて泣いちゃうよ。
だから、お庭に咲いてるお花は、折っちゃいけないんだよ、わかった？」

こんな説明でよかったのか。
本人は、わかったような、わからないような「うん。ん？」みたいな返事で、ちと不安。

今後は、その辺に生えている雑草はいいけど、手入れされている庭の草花はダメ、という違いを教えていこうかな。
雑草、子供には見分けがむずかしいかな。

大人のダーリンでさえも、雑草と勘違いして、元気な芝生を抜いてたことあるからな～

ごめんね、水仙。

 ”黄色のお花、キレイね～”って、そんなのん気なこと言ってる場合じゃないよ～っ