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2010年1月9日土曜日

映画『AVATAR』

映画『AVATAR』

久しぶりに映画館に足を運び、映画『AVATAR』を観てきました。
どちらかというと、ドラマ系の映画が好きな私は、SFモノの映画ってちょっと苦手。

今回も、映画を観る前に
“青い、人間だか、宇宙人なのかわからないキャラクターなんて、ああ、いかにもハリウッドってカンジの映画じゃないの~”
というややマイナス気味の先入観を抱きつつ、でも、ダーリンがどうしても観たい!というので、“ま、たまには付き合うか~”くらいの気持ちで出かけたの。

“3Dで観るんだけど、史上で一番お金がかかった映画らしいよ”というくらいの情報(ダーリン情報)しかなかったけど、何の前知識なく観たのが逆にヨカッタ。

3Dで、迫力満点!

すべてが、実際に存在していて、まるで、自分がそこにいるかのような錯覚。
どこからが実写でどこからがCGかぜんぜんわからなかった。

これから観るひとにも、先入観なしで観てほしいので、ストーリーはお楽しみ、ということで、ここでは説明を省きます。

この映画、でっかいスクリーンで“3D”で観るからいいのであって、DVDで普通のTV画面で見たら、おもしろくないだろうな~
これから、こういう3D映画、増えるのかな。

さらに、自宅でもDVDを見るときに3D用のメガネをかけると、映画館と同じような3Dを体験できるようになるのかな?
と思って調べてみたら、すでにパナソニックで開発されているんだって。
(ま、私のような素人が考えることは、すでに誰かが思いついてるよね~)

家庭でも映画館と同等レベルの高品位で臨場感のある3D(立体)映像視聴を可能にする
「フルHD・3D対応50V型PDP(プラズマディスプレイ)」
と
「3D用高精度アクティブシャッター・メガネ」

いずれ、家庭で手軽に楽しめるように商品化が検討されている、とのこと。
(50型なんて、誰が買うの?って思うけど)
3Dって、どういう仕組みなのかな~?って調べててみたけど、右目用と左目用と、それぞれ別のカメラで撮って、目の錯覚を利用して、ナンタラカンタラ。
んー、結局よくわかんなかった。

でも、まあ、とにかく3Dってことです。



2009年5月19日火曜日

映画『Children of Heaven』

『Children of Heaven』
1997年のイランの映画。
(邦題は『運動靴と赤い金魚』)
オスカーでノミネートされて世間に知られるようになったらしい。
そういえば、野球選手ダビルビッシュのお父さんはイラン出身。
3兄弟で弟達もみんな美形で、将来が非常に楽しみですね。

映画の主人公、小学生兄Ali(アリ)と妹Zahra(ザラ)。
ある日、兄が妹の靴を修理にもって行った帰りに買い物によった八百屋で、妹の靴をなくしてしまうの。両親は貧しくて、靴をなくしたなんていったら叱られるし、二人とも両親に新しい靴を買ってもらえるほどの余裕がないことも知ってるの。
「お父さんには言わないでぇー、絶対に見つけるから」と泣きながら妹に打ちあける泣き虫の兄、まったくしょうがないわね、としっかりモノの妹。
(まるで、『男はつらいよ』シリーズみたいなダメ兄貴寅次郎と妹サクラのよう)

そこで、学校に行くときは、兄の靴を兄と妹で交代で履くことにして、二人で行方不明の靴を探すことに。
(交代で靴をはいて学校にいくってのは、宗教上、男女が別々の時間帯に登校するから可能なんだよね)
ある日、妹の靴をはいてる女の子がいて、二人で女の子の家までつけていくんだけど、その女の子のお父さんが盲目なのを知り、“靴を返して”って言えないまま二人は帰ってくる。
自分達よりももっとかわいそうなんだ、と思ったのかな。
そしてそのまま、靴を交代で履きながら学校に通うけど、妹が学校が終わってから兄は登校するので、いつも授業に遅れちゃう。
すると、そういうときに限って見回りとかしてるヒマな先生がいていつも叱られるんだよね。
なんでいつも遅くなるのか、とワケも聞いてくれない。
(日本にもヒマで生活指導に熱くなっちゃう体育の先生とかいるよね?)

内緒で靴探しをしてるので家の手伝いがおろそかになっちゃって、そういうときに限って父親の機嫌が悪くて叱られたり。

映画をみてるうちに、いつの間にか子供目線になっちゃって、アリを叱る先生や父親達がものすごくイジワルな悪人に思えてきちゃうのね。
すべての不幸がこのアリに降りかかってるんじゃないかと思うくらい、ツイてないアリ。

あるとき、兄の学校で、マラソンレースが行わることになって、3位の景品が、なんと靴!
妹のためにその景品がなんとしてもほしいアリは、なんとかレースに参加。景品の靴、獲得なるか?!
映画は、街中の風景などよりリアル感を出すために、イラン・テヘランでこっそり撮影されたらしい。
古い街並は迷路のような入り組んだ路地に集合住宅みたいなのがあったり、かたや大都市では高層ビルが立ち並び、アメリカのようなフリーウェイ、その標識、ビバリーヒルズみたいな高級住宅地。
イランでも貧富の差がものすごくあるみたい。

この映画をみてうちのクローゼットにゴロゴロしている履かない靴をあげたくなりました。
(ってそういうメッセージじゃないって?!)
子供は、子供なりに思いやり、人情があってさ。
何でも一生懸命で親をよく手伝ってとってもかわいいの。

イランってさ、核兵器開発とか騒がれてるけど、北朝鮮も然り、子供が靴すら買ってもらえないってのに、各兵器どころじゃないと思うんですけど。
お金を使う優先順位が違うだろー
大人は、なったくいったい何やってるんだ!
子供の健気な姿に感動しつつ、勝手な大人にちょっと憤りも感じる、複雑な気分にさせる映画でした。






2009年5月14日木曜日

Chinese Movie 『SHOWER』(邦題:こころの湯)

数少ないけど今まで見たことのある中国映画といえば、ゴーンとドラが鳴り、数千・数万人のエキストラが使われた南京城、万里の長城などの歴史スペクタルな光景や、大荒野を馬で駆け回るなどチンギス・ハン、カンフーに、仙人が住んでそうな桃源郷。(どの映画かだいたい想像がつく?)

そんなイメージを払拭してくれたのが、この中国映画『SHOWER』(邦題:『こころの湯』)。 ああ、やっぱりお国は違えど、親・子・兄弟思い合う気持ちはおなじやねぇ~と、温かい気持ちにさせてくれるファミリーストーリー。

銭湯を営む父、父の職業をちょっと恥じてる兄、知恵遅れだけど一生懸命父を手伝う弟、そしてその銭湯集う客達がくりひげる下町ハートウォーミングドラマ。

都会で働く兄が、知恵遅れの弟が送った絵葉書(父親が横たわっている絵)を受け取って、父親が死んだものをあわてて帰ってくるの。(実際は違うんだけど)

久しぶりの帰郷。銭湯の風呂場のシャワーで済ませようとする息子をみて、掃除も終わって空にした大きな湯船に父がそっとボイラーを焚きお湯を入れてくれる。

お父さんは何も言わないけど“お帰り、よくかえってきたねえ、ゆっくりお湯につかって疲れをとりなさいよ”っていってくれているような感じが伝わるの。

息子が帰ってきてほっと安心したのか父親が寝込むことになり、兄は滞在を延ばし銭湯を手伝ううちに銭湯に愛着が湧いてきたというところ、地域開発の波が銭湯にも押し寄せ…

このお父さん役をやった役者、XZu Xu朱旭(シュイチュウ/チュウ・シュイ?)というらしいけれどすごく味があって気に入った。

色々調べてみたら、NHKドラマ『大地の子』の孤児の義父役をやってて、中国では国宝と言われているくらいの名役者らしい。このNHKドラマ『大地の子』ってのも、機会があったら見てみたい。

ここサンフランシスコでみかける、大陸からきたんだな、ってのが明らかにわかる中国人って、男女問わず道にカーッってつばは吐くし、話し声は怒鳴りあっているで耳障りだし、おばちゃんはゴミ箱をあさって空き缶とかペットボトルとかかき集めてるし、人情とか繊細さなんて持ち合わせていないんだろうな、って思ってた。(すごい偏見?)
でも、こんな映画をつくるなんて、そうでない人たちもいっぱいいるんだろうな。

中国のひとはシャワーにははいっても、湯船にはつからない、と勝手に思い込んでたので、日本みたいな銭湯があることに驚き。お茶のサービス、マッサージ、爪の手入れとかもしれくれて、気持ちよさそう。

映画って、異国の日常文化も垣間見れておもしろい。

もっと色々な映画をみてみたくなりました。





2008年12月19日金曜日

ルワンダ大虐殺の最高指揮者に終身刑

ロイター通信より。
約80万人が殺害された1994年のルワンダ大虐殺の責任者を裁く国連のルワンダ国際犯罪法廷(タンザニア・アルーシャ)は18日、虐殺指揮の最高指導者とされるバゴソラ元大佐(67)に終身刑の判決を言い渡した。
元大佐はジェノサイド(民族大量虐殺)の罪、人道に対する罪、戦争犯罪に問われ、いずれも有罪と認定された。ルワンダでは94年、同国で多数派のフツ人主体の政府軍や民兵が少数派のツチ人やフツ人穏健派の虐殺を行った。
バゴソラ元大佐は当時、軍を事実上指揮し、ツチ系住民らの虐殺を組織的に実行させたとされる。
虐殺されたのは80万人とも120万人ともいわれている。

映画『ホテル・ルワンダ(Hotel Rwanda)』は、この「ルワンダ紛争」の中、1200名以上のツチ人をを自分が支配人として働いていたルワンダの高級ホテルに匿い、最後はタンザニアに難民として逃れられるよう自ら身の危険をおかして、人々の命を救ったホテルマン、ポール・ルセサバギナ(Paul Rusesabagina)の実話を基にしたストーリー。
この映画をみてドン・チーチルっていい役者だな、と思ったの。

それにしても、この大佐、終身刑ってだけでは刑が軽くないですか?
そのうち、大佐の身柄を解放しろ、みたいな武装テロリストとかがでてきそう。

2008年12月5日金曜日

『Milk』 at The Castro Theater

サンフランシスコのカストロにある The Castro Theater で映画『Milk』をみてきました。The Castro Theater は、1922年に建てられた美しい劇場で、映画の前に必ずオルガンが演奏されるの。
映画『Milk』は、1977年に世界で初めて選ばれたゲイのサンフランシスコ市会議員(スーパーバイザー)、ハービー・ミルクの実話をもとにつくられているの。
その当時、ゲイ、ホモセクシャル、というだけで、クビになったり、アパートを借りられなかったり、バーに警察がガサ入れを行い逮捕されたり、ゲイの人々はまるで犯罪者、ケダモノ扱いでした。
彼の運動のおかげで、ゲイ、ホモセクシャルだけでなく、身障者、少数派(マイノリティー)の人々すべてみーんなひっくるめて、差別されることなく、幸せに暮らせる権利が認められるようになったの。

悲しいかな、世のため、ヒトのために尽くした人は必ず銃弾にたおれるでしょ、まるで決めごとのように。
ミルクも例外ではありませんでした。
一緒に市会議員をしていたダン・ホワイトにより、当時のサンフランシスコ市長も一緒に殺されてしまうの。

ダン・ホワイトは逮捕され、服役したのはたったの5年だって。信じられない!
ハービー・ミルクはもういないけれど、彼の同胞達はその後も同性愛運動の活動を展開してゆき、そして今がある、という風に話は終わるんだ。

ハービー・ミルク役をショーン・ペンが演じたんだけど、いいね、やっぱり。
彼の映画『I am Sam』は泣けたよね。
監督は、コロンバイン高校の襲撃事件をドキュメンタリータッチで描いた映画『Elephant』のガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant).

MUNIのカストロ駅にもハービー・ミルクの名前が。