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映画『Milk』は、1977年に世界で初めて選ばれたゲイのサンフランシスコ市会議員(スーパーバイザー)、ハービー・ミルクの実話をもとにつくられているの。
その当時、ゲイ、ホモセクシャル、というだけで、クビになったり、アパートを借りられなかったり、バーに警察がガサ入れを行い逮捕されたり、ゲイの人々はまるで犯罪者、ケダモノ扱いでした。
彼の運動のおかげで、ゲイ、ホモセクシャルだけでなく、身障者、少数派(マイノリティー)の人々すべてみーんなひっくるめて、差別されることなく、幸せに暮らせる権利が認められるようになったの。
悲しいかな、世のため、ヒトのために尽くした人は必ず銃弾にたおれるでしょ、まるで決めごとのように。
ミルクも例外ではありませんでした。
一緒に市会議員をしていたダン・ホワイトにより、当時のサンフランシスコ市長も一緒に殺されてしまうの。
ダン・ホワイトは逮捕され、服役したのはたったの5年だって。信じられない!
ハービー・ミルクはもういないけれど、彼の同胞達はその後も同性愛運動の活動を展開してゆき、そして今がある、という風に話は終わるんだ。
ハービー・ミルク役をショーン・ペンが演じたんだけど、いいね、やっぱり。
彼の映画『I am Sam』は泣けたよね。
監督は、コロンバイン高校の襲撃事件をドキュメンタリータッチで描いた映画『Elephant』のガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant).
MUNIのカストロ駅にもハービー・ミルクの名前が。
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2 件のコメント:
ここ、1回だけ寝に入ったことがあります。
僕はこういうところに来るとすぐ眠くなるので映画館へはアメリカでは行ったことないのですが、まだニューヨークで学生をしていた頃、昼間すごく眠くなったのでここへ寝に入ったことがあります。
眠るためだけのためにわざわざチケット買って?私ならベンチや公園でダンボールを敷いてゴロっと寝ちゃいますけど。やっぱりお育ちのよい世田谷のお坊ちゃまは違いますね。
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