約80万人が殺害された1994年のルワンダ大虐殺の責任者を裁く国連のルワンダ国際犯罪法廷(タンザニア・アルーシャ)は18日、虐殺指揮の最高指導者とされるバゴソラ元大佐(67)に終身刑の判決を言い渡した。
元大佐はジェノサイド(民族大量虐殺)の罪、人道に対する罪、戦争犯罪に問われ、いずれも有罪と認定された。ルワンダでは94年、同国で多数派のフツ人主体の政府軍や民兵が少数派のツチ人やフツ人穏健派の虐殺を行った。
バゴソラ元大佐は当時、軍を事実上指揮し、ツチ系住民らの虐殺を組織的に実行させたとされる。
虐殺されたのは80万人とも120万人ともいわれている。
映画『ホテル・ルワンダ(Hotel Rwanda)』は、この「ルワンダ紛争」の中、1200名以上のツチ人をを自分が支配人として働いていたルワンダの高級ホテルに匿い、最後はタンザニアに難民として逃れられるよう自ら身の危険をおかして、人々の命を救ったホテルマン、ポール・ルセサバギナ(Paul Rusesabagina)の実話を基にしたストーリー。
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それにしても、この大佐、終身刑ってだけでは刑が軽くないですか?
そのうち、大佐の身柄を解放しろ、みたいな武装テロリストとかがでてきそう。
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